堀内誠一さんの絵

 堀内誠一さんの全ての絵が好きだ。これからコトあるごとに紹介していきますが

実は私1980年から8年間 堀内さんのADの元 BRUTUSという雑誌でレイアウトマンを

やっていた。夕方4時頃出社の夜型エディトリアル仕事『お早うございま〜す!』着いたら

もーとっくにシャンパン空けてる様なリッチな会社である。パリ取材から戻って違う班がNYにフライト・・・ごった返す編集部はグローバルで知的な冒険者たちでいっぱいだった。

デスクに足乗っけて葉巻燻らしても誰も気にもしない 書きかけの400字詰め原稿用紙の横には

SONYの新型WALK MAN。 PUNK ROCKと『ブレードランナー』よろしく東京もカオスに満ちていた。

 堀内さんは新谷雅弘さんと共にそんな銀座の平凡出版 現マガジンハウスの新しい雑誌ムーブメントの仕掛人デザイナーであり芸術家でもあった。『平凡パンチ』『an・an』『popeye』『BRUTUS』『olive』・・・その名前を知らない人は居ないでしょ。次々に廃刊に追い込まれる現代とは違って何をやっても大当たりのイケイケ時代 FASHIONの最先端は銀座歌舞伎座ウラから生まれた。

 堀内さんのレイアウトも素晴らしいんですが絵やイラストがずば抜けてかっこいいんです。

どんなタッチでもカッコイイんです。画材もリキテックス 水彩 パステル 鉛筆 ペン マーカー パントーン エアブラシ 殆どどんな画材もお手の物でしたね。つぶさに観察してたから なんせ僕の机の真ん前が堀内さんでしたからね・・・役得でした。おまけに仕事が超早い!仕事が終わったらよく呑みに連れてって貰ったんですが梯子の最後が三軒茶屋で朝4時まで呑んでも4時に出社すると超息をのむ美しさの”絵”が仕上がって誠一さんは、煙草くゆらしてんですからそりゃ頭が下がるというか・・・天才とはこういう人なんだなと想いましたね。未だにHORIUCHI SEIICHIさんの全て好きですね。 2011 9/20 藤井